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「東京の空閑地 空き家問題を考えるシンポジウム」(4/26)まちづくり委員会企画

2016年04月26日

【東京の空閑地 空き家問題を考えるシンポジウム】

〔主催〕一般社団法人東京建築士会 〔企画〕東京建築士会まちづくり委員会

■日 時■ 2016年4月26日(火) 18:30~20:30 (18:00受付開始)

>チラシ/申込書のダウンロードはこちら(PDF/235KB)

東京の空閑地 空き家問題を考える

東京建築士会まちづくり委員会 地域貢献部会では、「東京の空き家」問題への取り組みをはじめました。しかしながら、東京の空き家は空閑地を抜きに考えられず、今回、東京の空閑地・空き家問題の課題を探るため、都市工学者の浅見泰司氏をお招きしてシンポジウムを開催致します。

■講師/講義内容■

・浅見  泰司 (あさみ やすし)

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授

1960年、東京都生まれ。東京大学卒業後、1987年にペンシルベニア大学よりPh.D. (in RegionalScience)を取得する。母校の東京大学で助手、講師、助教授、教授を務め、2012年より東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授。専門は都市計画、住宅政策、空間情報解析。所属学会は、日本都市計画学会(CPIJ)、日本計画行政学会、日本不動産学会、都市住宅学会、地理情報システム学会(GISA)、日本地域学会、日本建築学会(AIJ)など。

「空閑地の何が問題か」

空閑地の存在には住環境の向上や新たな土地利用の受け皿というメリットがある一方、建物の連続性の分断、セキュリティ上の問題、管理放棄されたときの住環境上の問題、インフラの非効率性などの問題が発生しうる。

「東京の空閑地問題」

東京でも郊外区では空閑地を適切に利用して、住環境を高めることが求められている。農的な活用も選択肢の一つである。練馬区大泉学園町をケーススタディ地域として分析すると、狭小住宅地においては、まとまった農的土地利用が有効となりうることが判明した。

「空き家の何が問題か」

空き家は円滑な住宅市場の回転のために、一定量の空き家は必要不可欠である。しかし、過剰な空き家は資源の無駄となるだけで無く、往々にして管理不十分だと荒廃した外観、倒壊危険、防犯上の問題など周辺に外部不経済性をもたらす。

「東京の空き家問題」

空き家がどの程度あるべきかについては、必ずしも定見があるわけではない。モデル分析をしてみると、東京都における賃貸住宅市場の空き家率15.7%に対して、建設中などを除き約2%程度で良いという結果がでている。

■会 場■ 東京建築士会 会議室

■参加費■ 会 員:1,500 円(消費税込) 一 般:2,500円(消費税込) ※参加費は当日受付窓口でお支払い下さい。

■CPD■ 2単位

■定 員■ 100名(申込先着順/定員になり次第締め切り)

>チラシ/申込書のダウンロードはこちら(PDF/235KB)

■申込方法■

Step1

【FAX申込】

受講ご希望の方は、【受講申込書】に必要事項をご記入の上、FAX(03-3536-7712)にて東京建築士会担当までお送り下さい。

【E-mail申込】

E-mailで申込される方は、件名に「建築士のマネジメント術」、本文に申込書の記載事項をご記入の上、kasagi@tokyokenchikushikai.or.jpまで送信して下さい。(申込書PDF可)

Step2

【受講申込書】を送信後、受講票をFAX又はメールにてお送りいたします。
セミナー当日に受講票を印刷又はモバイル機器等へご転送をいただき、会場受付にて「受講番号・受講者氏名」をご提示の後、参加費を窓口にてお支払い下さい。

■お問合せ先

一般社団法人 東京建築士会 担当 笠木
TEL:03-3536-7711 FAX:03-3536-7712 E-mail:kasagi@tokyokenchikushikai.or.jp

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