応募登録総数

125名

応募者人数

38名

提出作品数

45作品

エリア別

A:10 / B:8 / C:6 / AB:4 / AC:9 / BC:0 / ABC:8

入選作

としまエコロジカルハイウェイ
-人のふるまいで生態系をつなぐ、社会実験 としての取組み-

toshima-0045選択エリア:ABC

大庭 拓也・高橋 恵多・陳 彦安

審査員コメント
  • 絵が巧みで見栄えがした。現実味がどこまであるかわからないが、裏側にもアクセスできる点、メンテナンスまで考えている点が良い。大げさな仕組みが必要なく実施できるのではないかと感じた。範囲を限っても、長く連続させても実現可能ではないか。
  • 下にぶら下がる加工のアイデアが展開すると、空間がより魅力的になるのではないか。それにより施設のようなものも必要になろう。しっかりと模型をつくりこんでもらうことで問題点にも直面することになるので、それをクリアしていけば説得力が上がると思う。実際に実施した際のビジョンや、人と動物がいる空間をどう建築が活かすのか、具体的に考えて欲しい。鳥は空中に生息域があり、まちの中で人間とゾーンが重なっていることの可能性を見せて欲しい。

中洲で生まれる祭りの明かり

toshima-0074選択エリア:AC

林 誠・久保田 宗孝・坂木 渡

審査員コメント
  • 夜半は暗いから、明るくするという事に対して、プロジェクションの時代に原始的な明かりの照明だけで変えようとする点や色々なキャラクターや形が見えてくる点が可愛らしくあり面白いと感じた。
  • ライトバルーンが排ガスで汚れそうで心配。
  • 屋外展示やディスプレイという内容がどのように展開するのかわかりにくい、それらを具体的に考えて説明してくれると良い。また祭りだけではなく、日常的に何かをやっている想定もあると良いのではないか。例えばどういうスケジュールなのか、年に1回の祭りなのか、日常的なのか、主催者は誰かということまで具体的にしてリアリティを持って説明して欲しい。
  • 「ねぶた」のイメージに近いため、アンダーグラウンドネブタとするとイメージしやすいと思う。また池袋には「御会式」という祭りが古くからあることから「歴史性」や「共同性」の観点からも話を聞いてみたい。

としまアンダーハイウェイ FARM

toshima-0085選択エリア:ABC

加藤 陽介・山上 洋平・山上 めぐみ

審査員コメント
  • 現実性がある。植物工場をやって、市場で売るというのはマーケットが成立しており、メンテナンス費用、維持管理費等も回収できると思うので、ビジネスとして成立するのかなと感じた。
  • 高架下だから配管も通しやすく、振動を使った電力供給といった考えも面白いのではないか。
  • 野菜工場なので、どういうサイクルで育てて収穫するのかというスケジュールや季節の問題があろう。野菜を生産するというアイデアをもう少し真摯に考えてほしい。例えば高いところにあるファームはどうやって収穫するのか?またビジネス提案書のような形なので、これがコミュニティとどう関わるのか、なぜ池袋であり高架下なのかというストーリーを作ってみてはどうか。

1000mのトランジットステーション

toshima-0120選択エリア:AC

千葉 学・田中 義之・林 静言・長根 乃愛・Pablo Ruiz・藤生 貴子・木村 太亮・村田 百合
Freja Krogh-Andersen・Andreas Haupolter

審査員コメント
  • モビリティがまちにインパクトを与えるというのは大事であり、これから考えなければならないことである。高架下に低速のスケーションがあるのは面白く、そういった広がりがあることは良いと感じた。交通路としてだけでなく、動くものと周りのスペースとの関係が上手く組み合わさっている。
  • 大局的な位置付けはわかるが、そこで何が起こるのか、それぞれの人がどのような体験をするのか、1000mの中にどのような機能が配置されているのか、どういうシステムで行い、どのようなまちにしたいのか等をもう少し詰めて考え、リアリティのあるプランを示して欲しい。
  • 周辺やまちとの関係性やどこがアクセスポイントになるのかが重要である。サーキットになっているラインがあるので、それとの関係だけでも示して欲しい。

リサイクルセンターイケブクロ

toshima-0125選択エリア:A

下吹越 武人・浜田 英明・小倉 明梨・吉田 育未・熊谷 浩紀・近藤 有希子・呉 沛綺
万 柳慧・葛西 孝憲・川田 優太郎・石 捷倫・畠山 かおり・大江 和希・沖山 雄大

審査員コメント
  • 池袋らしさがある。仮設で足場を組まざるを得ないという場を都市のショーウィンドウ的に見られたい、見せたいという欲求が渦巻いている感じがする。池袋の都市空間の在りよう、高架下の使われ方としては面白いと感じた。
  • リサイクルファクトリーが家具や服というよりはもう少しラフなもの、例えば建築資材や建具をリサイクルする場所として考えると変わる余地があり、高架下の活用にも繋がることが期待できる。
  • 建材のリサイクルに絞り込んではどうか。池袋にはDIYの有名店が複数あり建材を買い加工してくれるイメージはここにピッタリである。周辺に建て替わり需要がありそうな木造家屋もあり、柱や梁などの大型建材もトラックで持ち込み、買い付けられる。
主催 としまアンダーハイウェイ・デザインコンペ実行委員会
(一般社団法人 東京建築士会 / 公益社団法人 日本建築士会連合会)
(実行委員長:東京建築士会 会長)
後援 国土交通省 / 東京都 / 豊島区 / 一般社団法人 東京都建築士事務所協会
公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部
協賛 株式会社 アール・アイ・エー / 株式会社 市浦ハウジング&プランニング
株式会社 NTTファシリティーズ / 株式会社 大林組 / 鹿島建設 株式会社
株式会社 建築資料研究社 日建学院 / 大成建設 株式会社 / 日新工業 株式会社
一般財団法人 日本建築センター / 三井住友建設 株式会社
協力 首都高速道路 株式会社